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平安時代に始まり江戸時代に直方藩主によって再興された多賀神社の御神幸。これに供奉(ぐぶ)したのが直方山笠のはじまりで400年の歴史があるといわれています。供日(くんち、農村で行われる収穫を祝う祭り)として秋に行われる御神幸ですが、近年は無病息災を祈る多賀神社の「夏越祭」と須賀神社の「祇園祭」に合わせ、山笠を奉納するようになりました。明治時代。炭鉱の集積地として栄えた当時、高さ17mを超える巨大で絢爛豪華な山笠をゆっくりと曳き、煌びやかさを誇っていました。
その後電線の敷設に合わせ高さを4mとしたことから、絢爛さを出す工夫として観音開きが採用され、曳き山として勇壮さを競い合うようになり、現代の姿へと変化していったと考えられています。
直方山笠のような形態を持つ山笠は、そのまま「直方系」と呼ばれ、黒崎をはじめ福岡県北部に伝播。各地域でアレンジを加えられながら、現代の姿へと発展しました。 そうした視点で、各地の山笠の共通点や違いを探してみるのも、地元のお祭りを楽しむ手段のひとつではないでしょうか。
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